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美学講義 (全三巻)

 G・W・F・ヘーゲル 著  長谷川宏訳 

A5判上製函入 
上巻 本体6,311円 468p ISBN4-87893-229-5 発行1995.8
中巻 本体6,300円 398p ISBN4-87893-248-1 発行1996.3
下巻 本体7,000円 492p ISBN4-87893-263-5 発行1996.10

【内容】 
人間にとって美とは何か。人はなぜ美を求めるのか。ホメロス、シェークスピア、ダ・ヴィンチ等々、古今の美的遺産を具体的に検証しつつ構築する、美と歴史と精神の壮大な体系。各誌紙絶賛の新訳により明らかになるヘーゲル哲学の新しさ。 

【訳者紹介】 
1940年、島根県生まれ。1968年、東京大学文学部哲学科博士科修了。  
主要著書=『ヘーゲルの歴史意識』(紀伊國屋書店)『格闘する理性』『同時代人サルトル』(河出書房新社)  
主要訳書=ヘーゲル『美学講義(全三巻)』『精神現象学』(作品社)、フッサール『経験と判断』、ヘーゲル『哲学史講義』(河出書房新社)、ヘーゲル『歴史哲学講義』(岩波文庫) 

 

【目次】

《上  巻》
 訳者まえがき
 序論
   T 美学の境界
   U 美と芸術の学問的な扱いかた
   V 芸術美の概念
      一 常識的な芸術感
        a 芸術作品は人間の活動の産物である
        b 芸術作品は感覚的なものを素材とし、人間の感覚にむけて作られる
        c 芸術の目的
      二 芸術の正しい概念を歴史的に推論する
        a カント哲学
        b シラー、ヴィンケルマン、シェリング
        c イロニー(皮肉)
   W 章立て
 第一部 芸術美の理念
   第一章 美しいものとはなにか
      一 理念
      二 理念の存在
      三 美の理念
   第二章 自然美
      A 自然美そのもの
        一 生命という理念
        二 自然の生命力の美しさ
        三 自然の生命力のとらえかた
      B 抽象的形式のもつ外面的な美しさと感覚的素材の抽象的統一
        一 抽象的形式の美しさ
         a 規則正しさ
         b 法則性
         c 調和
        二 感覚的素材を抽象的に統一するところになりたつ美しさ
      C 自然美の欠陥
        一 直接の有機体の内部にとどまるもの
        二 直接に個として存在する自然物の依存性
        三 直接に個として存在する自然物の限界性
   第三章 芸術美ないし理想形
      A 理想形そのもの
        一 美しい個体
        二 理想美と自然との関係
      B 理想形の特質
        T 理想形そのものの特質
          一 世界全体を統一する神
          二 神域
          三 静止した理想形
        U 行動
          一 一般的な時代状況
            a 個人の自立
            b 現在の散文的状況
            c 自立した個人の再建
          二 局面
            a 局面なき局面
            b 調和を欠いた特定の局面
            c 対立
          三 行動
            a 行動の大儀
            b 行動する個人
            c 性格
        V 理想形のかかわる外界そのもの
          一 抽象的な外形そのもの
          二 具体的な理想形とその外的現実との合致
          三 鑑賞者の視点から見た理想的芸術作品の外界
      C 芸術家
        一 想像力、天分、霊感
          a 想像力
          b 才能と天分
          c 霊感
        二 表現の客観性
        三 手法、様式、独創性
          a 主観的な手法
          b 様式
          c 独創性
 第二部 理想美の特殊な形態への発展
   第一篇 象徴的芸術形式
    T 象徴とはなにか 
    U 章立て
      一 無意識の象徴表現
      二 高遠な象徴表現
      三 意識的な象徴表現
   第一章 無意識の象徴表現
    A 意味と形態の直接の統一
      一 ゾロアスター教
      二 ゾロアスター教のイメージの非象徴性
      三 ゾロアスター教の発想と表現の非芸術性
    B 空想的な象徴表現
      一 ブラフマンのとらえかた
      二 インド人の想像力の即物性、誇張表現、擬人化表現
      三 清めと悔い改め
    C 本来の象徴表現
      一 エジプト人の死生観と死の表現
      二 動物崇拝と動物の仮面
      三 完璧な象徴表現
   第二章 高遠な象徴表現
    A 芸術上の汎神論
      一 インドの詩
      二 イスラム教の詩
      三 キリスト教の神秘主義
    B 高遠な芸術
      一 世界の創造主としての神
      二 神なき有限な世界
      三 個々の人間
   第三章 比喩を用いた芸術形式の意識的な象徴表現
    A 外形を出発点とする比喩表現
      一 寓話
      二 たとえ話、格言、教訓話
        a たとえ話
        b 格言
        c 教訓話
      三 変身物語
    B 意味のともなう形象を出発点とする象徴表現
      一 なぞなぞ
      二 アレゴリー
      三 隠喩、イメージ、直喩
        a 隠喩
        b イメージ
        c 直喩
    C 象徴的芸術形式の消滅
      一 教訓詩
      二 描写詩
      三 古代の題詞 

      

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最終更新日: 2005/09/03