M・エリアーデ著、住谷春也編訳
本体4,800円 46判上製
ISBN 4-86182-024-3 発行2005.02

【内容】
宗教学・神話学の泰斗にして、現代ルーマニア文学の巨匠たるミルチャ・エリアーデは、その生涯に数多くの研究と小説を残しましたが、亡命以後最晩年に至るまでひたすら幻想小説を書き続けました。その意味でも、エリアーデにとって幻想小説は魂の奇跡にほかなりません。
本全集は、初めての幻想小説『令嬢クリスティナ』から最後の作品『百合の花陰で』に至る、26作品に及ぶ幻想小説をすべて網羅し、書かれた順に編み直すことによって、エリアーデの思想の核心を浮き彫りにしようという、世界でも初の試みです。

【収録作品】
ブーヘンワルトの聖者(一九七四)/ケープ(一九七五)/三美神(一九七六)/若さなき若さ(一九七六)/19本の薔薇(一九七九)/ダヤン(一九八〇)/百合の陰で…(一九八二)

【著者紹介】
ミルチャ・エリアーデ(1907〜85)ルーマニアのブカレストに生まれる。幼い頃より文学を好み、早熟の才を開かせる。二十二歳のとき、インドに留学、東洋思想に深く傾倒、以後、宗教学と小説執筆を二本の柱とする。第二次大戦後は故国に戻ることなく欧米で亡命生活を送りながら旺盛な執筆活動を続けた。代表作に『世界宗教史』『妖精たちの夜』など。

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