テロワールとワインの造り手たち
ヴィニュロンが語るワインへの愛
ジャッキー・リゴー 編著
野澤玲子 訳
本体3,800円
ISBN 978-4-86182-295-7 発行2010.7

テロワールとはどういう概念なのか、どこに存在するのか、テロワールを表現するとは、どういうことか。土壌とぶどう栽培には、どんな関係があるのか。醸造の神様アンリ・ジャイエの精神を継ぐヴィニュロンたちやワイン関係者、総勢56名が、テロワールの意義を問い、ワイン造りの哲学とその真髄に迫る。
フランス・グルマン・アワード「フランスワインに関する最優秀書籍」受賞作!

●ワインの複雑な味わいには、テロワールの個性が見事に反映されていることも多いけれど、それをもたらしているのは造り手の汗だ。ワインの将来性を決めるのは、造り手の責任なのだ。――アンリ・ジャイエ
●優れたワインを造るには、土壌、気候、日照の条件がすべてそろっている必要がある。ヴィニュロンの利点は、自らの畑がもつ最良の特性を発見できることだ。――レオナール・フンブレヒト
●偉大なヴィニュロンはある種の哲学者なのである。毎年、自分が造るワインのなかでクリュの「存在」を定義しようと試みる、「存在」についての考察者といってもよい。――オベール・ド・ヴィレーヌ
●ヴィニュロンたちは、うまいことをいいますよね。ワインを味わいながら、こういうんです。まるで自分の畑から拾ってきた石をなめているみたいだってね。――クロード・ブルギニョン

【著者・訳者略歴】
ジャッキー・リゴー(Jacky Rigaux)ブルゴーニュ大学で「ワインと文化」、「テロワールの知識に基づく実践的ワインテイスティング」という独自の講座を担当。邦訳に『アンリ・ジャイエのワイン造り』、『ブルゴーニュワイン100年のヴィンテージ』(ともに白水社)。
野澤玲子(のざわ・れいこ)翻訳家。訳書に『ワインを極める! トリビア・クイズ600』、『ワインをもっと極める! トリビア・クイズ600』(ともに作品社)など。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。